映画ドラえもん『月面探査記』の感想。寂しさも残るストーリー

ドラえもんの映画を家族で見てきました。
映画のあらすじと観終わった感想について話します。

↓映画の見どころをドラえもんが紹介してくれる動画があったので貼っておきます。

なお、ある程度ストーリーに触れるのでネタバレNGの方はご注意ください。

 

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映画ドラえもん のび太の月面探査記のあらすじ

月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。そこでドラえもんのひみつ道具<異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。

そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子こどもたちと出会う。
すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現れる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまう!

はたしてのび太たたちは
ルカを助けることができるのか!?

<出典:『映画ドラえもん のび太の月面探査記』https://doraeiga.com/2019/

『月面探査記』を観た感想

※ここからネタバレも含まれます。ご注意ください。

2019年の映画ドラえもんのゲスト、吉田鋼太郎さんのラスボス感

特に予習なしで見に行きました。
だからゲスト出演者が誰か知らなかったんだけど、広瀬アリスはかわいいのが声ににじみ出てますね。
話し方や声だけでもかわいいってすごいぞ。
ルナっていう女の子の役で一見おっとり優しくて、でも頼りになるお姉ちゃんという感じ。
とっても板についてました。

あとディアボロの声のラスボス感ね。
重厚ないい声で「これゲームのラスボスだとテンション上がるわぁ」と素で思いました。
見てるときは誰か分からなかったけど、黒澤部長吉田鋼太郎さんだったんですね。
まあ実際この映画のラスボスなんだけども。

 

柳楽さんのゴダートは良くも悪くも印象に残らなかったですね。
普通に馴染んでいるというか。
ところでゴダートは見た目があの人ですやん。
「宇宙を飛び回る仮面の赤いあの人」が主人公たちを追いかけてるのはちょっと別のロボ映画を思い出しました。
月・宇宙が舞台だし狙ってたのかな?

ルカたちは不思議な力を持ったエスパル

エスパルというのはカグヤ星の発明家が作り出した種族。
『エーテル』という超能力をもち、非常に長寿な種族で成長が子供くらいで止まります。
だから見た目は子供だけど実際千年以上生きているという設定。

 

発明家の夫婦はカグヤ星人なんだけど、おそらく人間くらいの寿命でエスパルのような力は持たない。
だから特別な力を持つエスパルたちは悪いことに利用され始め、発明家夫婦はルカ達が悪用されないようにとカグヤ星から逃がすんです。
でもそのまま生き別れになって、千年くらいの時間が流れて。

このルカって子たち、親と慕う発明家夫婦と再び暮らせる結末だといいなと思いながら観てました。
そうはならなかったけど、ルカたちは親と慕ってきた発明家夫婦からの時を越えた想いを受け取ることができます。
正直観てて寂しく思ったけど、せめてこんな形で親(発明家夫婦)からの想いが届いて良かったです。
発明家夫婦については詳しく描かれないけど、きっとルカたちのことを案じつつも「あの子たちは強く生きていける」と信じたからこそのあのプレゼント。
また、ルカ達は辛さや寂しさを彼らだけで乗り越え強く生きてきた、そして長い時を生きてきたからこそのあの終わり方なんでしょうね。

 

そしてのび太とルカたちにも最後は別れの時。
もう会えないという雰囲気になった時、のび太が想像力があるからまた会える。と。
二つの意味に感じました。
一つは科学が進歩して月に人間が普通に来れる未来が訪れるときまた会える、という意味。
二つ目は会えなくても、築いた友情は変わらない。お互いの生きるべき場所で頑張って生きていこう、という意味に。

 

全然話は変わるんですけど、この映画を見る前日はうちの園児たちの終了式でした。
担任の先生は園を離れるようで号泣、私も先生が離れると知ってなんだか心に穴が空いたような気持になりました。
親しいわけではなかったんだけど、毎日園に行けば会える、なんとなく顔を合わせる日常って重いですね。
今までの当たり前の日常風景の1つが失われる、その寂しさなんだろうな。
もう先生とは会えないかもしれないけど素晴らしい先生だから他の地でも素敵な生き方をしていかれる。
そう思います。

別れって寂しいけど、会えなくても目に見えなくてもそれぞれが自分の場所で強く生きていくしかない。
お互いが強く生きて、相手もきっと強く生きていくと信じて。
闇夜を照らす月は雲に隠れて見えない時も、ちゃんとそこにあるんだから。

 

話を戻します。
ルカ達はこの先エスパルとしての力をなくし月で生きていくことを選んだんだ。
お父さんお母さん(発明家夫婦)との思い出、のび太たちとの思い出とともに強く生きていくんでしょうね。

エンディングの時に発明家夫婦を囲んで寝るルカたちの絵。
これ何の変哲もない家族の絵ですやん。
最後にホロッときました。

物語自体はドラえもんだしハッピーエンドで終わります。
けれど、エンディングのその絵を見て寂しい気持ちになったのは私が親目線で映画を見て「いつか子供と離れるとき」を予感しているからなんでしょうね。

おわり

今回の映画はこの3月の別れの時期にふさわしいような、「離れ離れでも強く生きていく」みたいなテーマの映画でした。
強くたくましく生きていこうとするルカ達の様子に、つい子供をもつ親目線で見てしまいちょっと寂しさを感じる大人向けのエンディングです。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
それではまた。



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